家系図とは?
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家系図を作るメリット
家系図の価値とは
家系図づくりのメリットはまさに自分が生まれた経緯を知り、先祖を知ることで、自分のルーツを知り、同時に先祖への感謝の気持ちを持つことができることにあるといえます。
『家系図』という言葉を聞くと「うちの先祖は有名な家系ではないので、必要ない。」という方がいらっしゃいます。果たして、そうでしょうか?
激動の時代を懸命に生きぬかれたご先祖様が一人でも欠けていたなら今の自分は存在しなかったという紛れもない事実、そしてそのご先祖様に支えられ、守られていると考え、感謝することはとても大切なことだと思います。
そこには有名な家系であるかどうかは、とるに足らないことではないでしょうか。
どのような家系であっても感謝すべきご先祖様のことを少しでも知り、忘れないために、そして次世代へと伝えていくためにも自分たちのルーツを『家系図』というカタチで残されることをお勧めいたします。
家系図は必ずしもないと困るものではありませんが、誰にとっても作る価値のあるものなのです。
次世代への
貴重な財産として
現在の親族を網羅した家系図はやがて子供や孫たちにとっても貴重な資料となるはずです。あなたにとってのおじいちゃんは2代前の先祖でも、子供にとっては3代前、孫にとっては4代前、ひ孫にとっては5代前の先祖となります。ひ孫がやがて大人になり家系図をつくりたい先祖を調べたいと思った時にはその先祖の情報は調べられない可能性があります。自分にとっては当たり前の情報も子供・孫と世代を経ていけば貴重な情報となります。
家系図を作ってみると、
こんなことが、、、
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祖父は大家族10人兄弟
現代ではたくさんの子供を持つ大家族ともなればテレビで取り上げられるほど珍しいものとなっていますが、一昔前ではたくさんの子供や兄弟姉妹がいる方はそう珍しいものではありません。子供は貴重な働き手として認識されていたことや、乳幼児の死亡率が高かったことなど様々な要因や時代背景があります。たくさんの兄弟姉妹の中でも成人まで生きられた方というのが多くないことも事実です。今までにたくさんの家系図を作成してきましたが、一昔前の世代の方で幼くして亡くなる命は、多くの家系図にも見受けられます。その時代を生き抜くことだけでも今では考えられないほど大変なことだったことを考えると、今の自分が存在することは奇跡であることが実感でき大きな誇りとなるはずです。
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ルーツがある地名が明らかに
人には自分の生まれた場所、育った場所等、たくさんのゆかりの場所があるものですが、自分の先祖に目を向けると、自分とは関係のないと思っていた場所が本籍地で、実はゆかりのある場所だったりします。現在、本籍は現住所と無関係に国内ならどこに置いてもよく、転籍もでき、また1か所の土地に複数人の本籍が置かれることもあり皇居や大阪城はその代表例です。しかし、旧戸籍制度における本籍は基本的に住所であり、昔の先祖の本籍というのは実際に生活していた場所ということになります。当然昔から現在に至るまで先祖代々同じ地域で暮らしていらっしゃる家系もあれば、調べてみると、そんなところに先祖が暮らしていたのか、という発見もあるのかもしれません。自分にゆかりのある場所が増える、そういったことも家系図作りの楽しみになるのではないでしょうか。
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○○○は戦争で亡くなっていた
戸籍には先祖の亡くなった場所や時間が記載されています。その中でも驚かれるのが、戦死についての記載です。例を挙げると、「昭和弐拾年五月拾日時刻不明 呂宋島タヤバス州七〇〇高地附近ニ於テ戦死 △△部隊長 ◇◇報告」というような記載が戸籍にあれば、これは、1945年1月6日から終戦までフィリピン・ルソン島で行われた、日本軍とアメリカ軍の陸上戦闘で、日本軍は20万人が戦死あるいは戦病死したと伝えられている太平洋戦争における一つの戦闘の中で戦死されたことを示しています。今までにたくさんの家系図を作成してきましたが、戦死された方がいらっしゃる家系というのは少なくありません。それだけ、今を生きる私たちにとって当時の戦争は他人ごとではないということです。身近な先祖にこうして戦死された方がいることがわかると、もっと自分の命を大切にしなければならない使命感が湧くと思います。
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